俄かによる俄か発言bot

かわいさのしんどみがすごい

【ネタバレ感想】映画『味園ユニバース』

 を観てきた。と言っても、観に行ったのは5日。ブログとか日記とかって、書こう書こうと思ったら大抵ずっと書かないな~と反省した。他に書きたいことあったけど、もう忘れた。

 

『味園ユニバース』は、関ジャニ∞渋谷すばるくん初主演映画ということで、テレビなんかでも結構見かけることが多かった(一般の人にはすばるくんが演技をするというのはなかなか新鮮な印象?)。わたしとしては、エイター教育が行き届いていたせいか、関ジャニ∞さんの4枚目のアルバム『8UPPERS』の初回に収録されている、FEATURE MUSIC FILMとか見せてもらったときに、すばるくんは歌しかやらないのもったいないな~て思った覚えがある。

 

8UPPERS(初回限定盤)

8UPPERS(初回限定盤)

 

 

『エイトレンジャー2』は、ほぼほぼレッドがメインだったし、なんかすばるくんがメインで演技をすることに関しては良い意味で新鮮さは感じなかったし、俳優さんとして安心して見れるな~って思った(某Aさんとか、未だにハラハラすることある)。

 

 

んで、『味園ユニバース』を観に行ったわけだが、当方はいかんせん田舎なので、都会より一ヶ月ほど遅れてフィルムがやってきた。今乗りに乗っている関ジャニ∞さんでさえこの扱いなのだから、なかなか田舎の壁は厚い。昔ヘキサゴンが流行った頃、羞恥心がファーストシングル『羞恥心』をリリースした直後にレンタルショップの店長を捕まえて「羞恥心のCD入ってますか!?」と聞いたら、「羞恥心…………、それは曲名ですか?アーティスト名ですか?」と聞かれ「どっちもです!!」と答えて怪訝な顔をされたのを思い出す。結局1枚も入荷してなくて、羞恥心がオリコン1位を取ったあたりから、30枚ほど店頭に陳列され始めてた。

 

近所の安田担(アルバム『LOVE』が何故か大好き)と夕方の回に入ったが、思ってたよりも人が入ってて驚いた(失礼)。以前『クローバー』を観に行ったときに、前の席のカップルがいちゃつきだした嫌な思い出が蘇ってきたが、今回は結構なおじいちゃんがいて驚いた。おじいちゃん、すばる担かもしれない。

 

内容はあらすじを書くのが苦手なので省くが、すごく雰囲気の好みな映画だった。個人的に『ハチミツとクローバー』とか『黄色い涙』みたいなミニシアター系が好きなので、最後のぼやっとした終わり方の方が、答えを明確にされるよりも余韻があって好きだ。『黄色いゾウ』も好きだが、いかんせんあれは話の中にエロの必要性を感じないのにエロが多すぎる。あれはただ宮崎あおい向井理のエロが見たいがために組み込まれたシーンだ。わざわざ劇場にバイトの先輩と観に行ったのに、かなり気まずかった覚えしかない。あと、安田くんの主演映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』も麻生さんがかわいいのでおすすめ。

 

 

 

 

すばるくんがぼっこぼこにされるシーンは、ミニシアター特有の根暗さでかなり怖かったし、痛そうだった。うえ~~~てなった。当たり前だが、映画の中でもすばるくんの(というかぽちおの)お歌はめちゃめちゃ上手かった。赤いスイートピーが個人的にお気に入り。カバーアルバムとか出さないのかな?あと二階堂ふみちゃんがこれまた可愛かった。お肌の内側から光が出てるような透明感、うらやましい(職業病)。照れ隠しに「しょうもな」とか言っちゃうのも可愛かった。男だったら、無理矢理手懐けたくなる可愛さ。ツンデレは、可愛いから許されるんや。ツンデレは人を選ぶ。可愛い子は字も可愛いよね。くっそ~~~~~~~~~~~~~~~~。

 

聞いてたとおり、ぽちおもまあまあのクズだったけど、本当に問題なのはぽちおのお父さんだと思ったけどどうなんだろう。教育実習行ってるときも思ったけど、子供は親の映し鏡だと思う。歌の道を進んで欲しいと、唯一その道だけを指し示しておきながら、自分がその道を歩けなくさせたら、もうぽちおの歩く道はなくなるよなあと思った。「準備されたレールを走る」のも、個人的に好きじゃないけど。

 

歌って実体のないふわふわしたものだけど、こんなに心を打つものがあるんや、と改めて実感する映画だった。これからピンの仕事も増えそうだけど、すばるくんは月9とかより、ミニシアターの方が似合う気がするな。歌最高、ジャニーズ最高。その実体のない幸せに年4000円払ってるのも自分だとも思い返されたけど。しょうもな~ってな。