俄かによる俄か発言bot

かわいさのしんどみがすごい

外じゃなく内を意識するコンサート

「最近のエイトは、宿題くんのときの嵐みたいで楽しそう」

 

私のツイッターのタイムラインに、最近よく現れる台詞。残念ながら私の住む地域では、その噂の関ジャニ∞さんのレギュラー番組をやっていないので、楽しそうと聞きつけてもなんとも確認しがたい。無念。

 

私は『嵐の宿題くん』に関して、「他のレギュラー全部終わってもいいから宿題くんだけはやってほしい!!」と言い続けている。でもこれは私の勝手な願望であって、5人がそう思っていないことは重々承知である(ハワイ魂でにのみあさんに「テレビにださせてくれてありがとう」と言われたらもう何も言えなくなった)。でもそれだけ宿題くん、というか、型にはまってないくだらないことを5人が楽しそうにやってるのを見るという空間が好きだったのだ。

 

嵐もデビュー15周年が過ぎ、そろそろ先輩方がしてきてくれたような、後輩の飛躍に手を貸すという役回りが回ってきたのだと思う。『ジャニーズ事務所』『事務所の先輩』『国民的アイドル』… こういうものを背負っていると、5人でくだらないことを全国ネット通してずっとやり続けるのは難しくて、その役回りは順を追って下の世代に受け継がれていくのかもしれないと、ふと思ったりした。

 

今回のワクワク学校はそのいい例だ。といっても、なにか段階を踏んでからでもいいような感じがしないでもなかったが、突然嵐の(ファンに囲まれた所謂)ホームに入ってきてしまったおじゃんぷさんが、かなり居心地悪いのではないかと、東京登校前から不安でいっぱいだ(急に先輩とドームで仕事するよとか言われても、わたしなら緊張で死ぬ)。

 

((ここから映画ラブライブのネタばれ含みます。))

先日、公開されたばかりのラブライブの映画を見てきた。

 

アニメ2期で3年生が卒業すると同時に、解散すると決めたμ’sの9人だったが、今度ラブライブがドーム大会を開催することに。そこで前回優勝者の9人には、その開催に向けて『スクールアイドル』という存在の知名度アップのため、海外でライブをすることが依頼される。このドーム大会には、もう解散を決めている9人が参加することはないが、自分たちの根本にあり、ここまで成長させてくれた『スクールアイドル』のこれからの活動をより大きく、やりやすいものにできるなら、と承諾してアメリカライブを決行する。

 

人気のある自分たちしかできない、後世のためにできることを全うしたいというのが、なんとなく3次元にも言えることなんじゃないかと思った。『事務所』とか『スクールアイドル』とか、何かの肩書の上で活動している場合は特に。

 

私は自分がいろんなジャンルのつまみ食いが好きなので、新規がどうのこうのとかどうでもいい性質だけど、コンサートは(記念コンサートとかファン投票のコンサートは特に)古株さんが楽しめるコンサートであってほしいというのはずっと思ってる。新規としては、初めて行ったコンサートで知ってる曲が流れると嬉しいし親近感が湧いたりする。だけど、それ以上に本命がなかなか日の目を浴びていなかったカップリングとか、密かに推してたアルバム曲を歌ってくれたときの喜びが大きいのを知ってるので、やっぱり新規向けの、内じゃない外に向けたコンサートがあんまり好きじゃない。新規がいないとコンサートもレギュラーも、なにもかも成り立たないのは分かってるつもりだけど、やっぱり短い片思いよりは長い片思いの方が報われてほしいって思うわけです。

 

最終的にμ’sも、表向きのライブをやったあと、自分たちだけのライブをやって解散することとなった。内向きのコンサートは、あったかくてやっぱり好きだな~

 

なんとなく映画を見てからもんもんと考えていたことだったので、なんとなく文字に起こしておきたかっただけです。以上、一個人の意見なので本当にさらっと流してください。(笑)